岡山県赤磐市で勤務実態のない臨時職員に賃金が支払われていた問題。17日の百条委員会では、市議会議員が賃金の決定にも関わっていたことが明らかになりました。
この問題は、赤磐市が勤務実態のない給食配送車の臨時運転手に、賃金約76万円を支払っていたものです。 その後、赤磐市教育委員会の元教育次長の男性が背任の罪で罰金50万円の略式命令を受けました。また、文書の改ざんや臨時職員から市議会議員へ金銭が渡されていたことが明らかになっています。
17日に開かれた4回目の百条委員会には、調査に関わった赤磐市の塩見誠・総務部長らが参考人として出席しました。 そして、臨時職員に関する最終決定を元次長が行ったことや、臨時職員の賃金を赤磐市議が提示し、教育委員会がそのまま決定していたと説明しました。 次回の委員会は3月10日で、当時の教育長が参考人として出席します。