香川県立中央病院が職員のボーナスの源泉所得税、約1億円を納付していなかったことが分かりました。
(香川県立中央病院事務局の会見) 「このような事態が生じたことおわび申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」
中央病院によりますと、今年6月28日、医師や看護師など965人にボーナスを支給した際、約9849万円の源泉所得税を病院の口座に保管しました。 源泉所得税の納付期限は7月10日でしたが、担当職員が忘れていて2週間遅れの24日に納付しました。
この遅れによる加算税と延滞税約502万円の通知が8月、高松税務署から届いたため、9月2日に納付しました。病院の収益を充てたということです。
中央病院では、前の年の税額と比較する表を書類に添付したり、複数の職員でチェックしたりして再発防止を図るとしています。