タレントの風見しんごさんが1日警察署長に任命され、娘を交通事故で亡くした自らの体験を話しました。
赤磐警察署の1日署長に任命された風見しんごさんは、三澤幸芳署長から委嘱状を受け取りました。そして小学生ら約350人の前で講演しました。
(風見しんごさん) 「皆さんの命の代わりは、世界のどこを探しても皆さん以外にはいない」
風見さんは2007年に当時小学生だった長女えみるさんを交通事故で亡くしています。
赤磐市では昨年1月、下校中の小学生の列に車が突っ込み女子児童1人が亡くなっていて、参加者は風見さんの話を真剣に聞いていました。
(風見しんごさん) 「お父さんお母さんが気をつけて行ってくるのよという言葉を毎朝かけてもらうと思うんですが、こういう機会に改めて本当に本当の意味で気をつけてほしいということを、子どもたちにはいつも伝えるようにしています」