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信号協調システム搭載の自動運転バス NTT西日本と三豊市が共同で実証運行へ 香川

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 ドライバー不足が続く中、市民の移動手段を確保するため、自動運転バスの実証運行が11月1日から香川県三豊市で行われます。

 実証運行は2025年1月に続いて2回目で、NTT西日本と三豊市が共同で行います。

 バスのドライバーが不足する中、自動運転を導入して免許を返納した高齢者や市内の高専に通う学生などの移動手段を確保するのが狙いです。

 前回は約3.5kmの区間で運行しましたが、今回は区間を6.5kmに延長しました。定員は10人で、時速20km未満の低速です。

(香川県/池田豊人 知事)
「スピード、きょうはちょっと雨で抑えてるようですけど、このくらいでも充分、街の中の移動としては問題ないと思います」

 新たな試みとして「信号協調システム」を搭載しました。何秒後に赤信号に変わるか、といった情報を自動で取得し、スムーズに信号を通過するための仕組みです。

 今回は危険を察知したら手動に切り替える「レベル2」の自動運転ですが、2年後には完全自動の「レベル4」を目指しています。

(NTT西日本/宮﨑一 事業開発部長)
「行程全てを自動で走り切ることを今回チャレンジしたいと思う」

 実証運行は11月30日まで行われ、誰でも乗ることができます。

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