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香川県の水道料金が値上げ不可避の状況に 水道の維持管理費が大幅に増える見通し

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 香川県の水道の維持管理費が今後、大幅に増える見通しです。香川県広域水道企業団は2026年度中に県内の統一料金を決める予定ですが、値上げは避けられない状況です。

 広域水道企業団によりますと、人口減少で水の需要は年々減っていて、2038年度には水道料金の対象となる水の使用量が2023年度比で11%減る見通しです。

 一方で、古くなった水道管など施設を更新する整備費は現在の年間87億円が120億円まで増える想定です。その結果、年間の総費用は2028年度には170億円程度まで膨らみます。

 2025年度に2025年度に初めて赤字の見通しとなっている収支が更に悪化し、赤字幅は2038年度には134億円まで広がる見通しです。

 企業団は「施設の維持や更新を行いながら資金を確保するには、料金改定が必要」としています。2026年度には香川県内の統一料金を決め、2028年度から新料金に移行する方針ですが、値上げは避けられない状況です。

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