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戦後80年「戦争と平和」を考える 中高生が戦時下の学生生活を演劇に 脚本を書くため当時を知るシスターから話を聞く

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 2025年は戦後80年ですが、岡山県倉敷市の中学生と高校生が31日、太平洋戦争中の女学生の生活を題材にした演劇を披露しました。

(公演の様子)
「お国のために皆が力を合わせて協力している時だというのに」

 倉敷市の清心中学校・清心女子高校の演劇部の公演です。戦後80年の2025年、「戦争と平和」について見つめ直そうと企画し、戦争当時を知るシスターから話を聞くなどして脚本を書きました。

 戦時中、学校では授業がほとんど行われず、女学生たちは軍服作りなどの勤労奉仕に明け暮れたそうです。

(公演の様子)

女学生「あの時の学園に返して」

シスター「あなたが今までしてきた誠実な行いは決して間違っていません」

 苦難や葛藤の中支えになったのは、シスターからの教えだったそうです。

(演劇を鑑賞した生徒[中1])
 「(女学生たちは)いつ戦争が終わるのかも分からない不安な日々の中でも明るさや希望を失わずに懸命に生きていたんだなと改めて実感しました」

(清心女子高校 演劇部/辻 杏莉さん[2年])
「(学校の)長い歴史をこの演劇を通してみんながしっかりと学んでくれようとしてるのが、すごく私にはうれしかったなと思いました」

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