将来の四国の公共交通について四国4県やJRは10月、「新幹線を軸」とする方針を確認しました。この方針をめぐり香川県の浜田知事は、新幹線実現に向けて国などに働きかける考えを示しました。
四国4県とJR四国などは10月18日、徳島市で四国の鉄道網について議論する懇談会を開きました。その中で、将来的には「新幹線」を軸に鉄道やバス、タクシーなどを連携させた公共交通ネットワークの構築を目指すとした「中間整理」をまとめました。
懇談会で、新幹線の必要性を訴えた浜田知事は、21日の定例会見で実現は「十分に可能」と語りました。
(香川県/浜田恵造 知事) 「すでに基本計画があるわけで整備計画に格上げするために、引き続き四国4県、経済界とも連携して取り組んでまいりたい」
香川県は今後、自治体や交通事業者による懇談会を開き、今年度中に鉄道の利用促進策などをまとめる方針です。