香川県の「地域公共交通計画」の骨子案が示され、基本方針に「四国新幹線」の実現を見据えた鉄道中心のネットワーク構築が掲げられました。
香川県内の自治体や交通事業者、有識者らでつくる協議会で示されたものです。
香川県地域公共交通計画は少子高齢化や大規模災害のリスクを踏まえ地域の公共交通の維持や利便性の向上を図るためのものです。
(協議会の事務局)
「(基本方針は)四国の新幹線の実現を見据え、鉄道を中心に県全体で利便性と結節性に優れた持続可能な公共交通ネットワークを構築する」
協議会では、この骨子案をもとに2024年1月ごろに素案を作り、2023年度中に計画の策定を目指します。
(香川県地域公共交通活性化協議会/土井健司 会長)
「四国の向こうの中国地方をみると、新幹線が走ってる沿線しか公共交通が維持できていない。そういう意味で言うと、必須インフラなんですよね。新幹線があって、1番遅いLRT、こういうものが全部つながって初めて地域の公共交通が維持できる」