犯人確保などの際、身を守る技術を身に付けようと、警察官がブラジル発祥の「グレイシー柔術」を学びました。
高松北署の警察官、約40人が参加しました。
講師を務めたのはグレイシー柔術の使い手、日本航空高松支店の小田和彦支店長と、自衛隊体育学校の指導官、森江弘幸さんです。 グレイシー柔術とは、力が弱い人でも効果的に身を守ることができる技術です。
18日は、背後から首を絞められたり、敵が馬乗りになったりした場合など最悪の状況を想定して、基本的な技術を学びました。 参加した警察官は、2人組になり、苦戦しながらも学んだ技を繰り返し実践していました。
(参加した警察官はー) 「相手と対峙した状況からの訓練が多いんですけど、差し迫った状況からの訓練っていう想定がなかったので、そういった点ではとても勉強になりました」 「女性の非力という部分を技術でカバーして、襲われたときに対抗できる力をつけていきたいなと思いました」