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地震が起きたらすぐに身を守れる? 小学校などで「シェイクアウト」訓練 香川【こつこつ防災】

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 防災の話題を伝える「こつこつ防災」。皆さんはもし今地震が起きたら、すぐに身を守る行動をとることができますか?
 この揺れた直後の行動を学ぶ「シェイクアウト」と呼ばれる防災訓練が、香川県で行われました。

 11月2日、坂出市立府中小学校の6年生が修学旅行の行程を確認していた授業中…。

(アラーム)
「緊急地震速報」

 机の下にもぐり、その場から動かない子どもたち。地震が起きたとき、すぐに身を守る行動をとる…これが「シェイクアウト」と呼ばれる防災訓練です。

(瀧川奈津希リポート)
「シェイクアウトのポイントは3つ。まずは姿勢を低くすること、そして頭を守り、揺れがおさまるまで動かないことです」

 子どもたちも…姿勢を低くし、頭を守り、揺れがおさまるまで動かない。しっかりポイントをおさえていました。
 その後、揺れが収まったことを確認してから、児童や教職員は、落ち着いて運動場へ避難しました。

(訓練に参加した児童は―)
「本当に地震がきた時を想定して、真剣に取り組みました」
「一番気を付けたことは、素早く机の下に隠れて頭を守ることです」

 シェイクアウトは「場所を問わない」「時間がかからない」「学校や家庭などそれぞれの場所に応じて実施できる」という特徴があります。

 香川県では、南海トラフ地震を想定して、2013年から県内一斉にシェイクアウト訓練を行っていて、2023年は約25万人が参加しました。

(香川県 危機管理課/神田悠 課長補佐)
「一斉に行うことで、自分では気付けなかったことまでも気付けると思いますので、防災意識を高めていただけたら」

 もし今、地震が起きたら、あなたはすぐに自分の身を守る行動を起こすことができますか?

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