住民は不安を隠せません。12月にアメリカ海兵隊のオスプレイが初めて香川県で訓練を行うことがわかり、飛行ルート上の住民らに不安の声が上がっています。
陸上自衛隊とアメリカ海兵隊の共同訓練は、香川県を含めた国内4カ所で12月1日から行われます。
オスプレイは、滋賀県の饗庭野(あいばの)演習場から高松市と坂出市にまたがる国分台演習場へ飛来します。そのため、国分台演習場の手前にある高松市の北西部ではオスプレイは低空飛行となることが予想されます。
(付近の住民はー) 「いや、怖いです。ヘリコプターがよく飛ぶんですがそれでも何か気味悪いね。こう、回ってたらね。」 「いろんなことが起きとるやん、今まで。だからそれが一番心配」
14日、中国四国防衛局から共同訓練について説明を受けた香川県や高松市、坂出市は「地域住民への説明は、国がきちんとしてほしい」としていて、防衛大臣宛に要請の文書を提出します。