正月飾りなどを燃やし無病息災を祈る「とんど祭り」が13日、岡山県高梁市で行われました。
高梁市川上町の高山市地区に江戸時代から伝わる「とんど祭り」には、地元の人や大学生など約30人が参加しました。
わらや杉の葉を組んだ台に色とりどりの短冊などを飾りつけた「とんど」は約5メートルもの高さです。その「とんど」を山車にして軽快な掛け声と太鼓の音を響かせながら、4キロほどの距離を約2時間かけて練り歩きました。 この後、公民館の広場でとんどに火をつけるとぱちぱちと音を立てて勢いよく燃え上がりました。
とんどの火で焼いた餅を食べると風邪を引かないという言い伝えがあり、参加者たちは無病息災や家内安全を祈った後、長い竹の先につけて焼いた餅をおいしそうに食べていました。