笠岡湾干拓地の農地代の延滞金処理の問題です。笠岡市議会の調査特別委員会、いわゆる百条委員会が開かれ、報告書の取りまとめに向け委員が意見を述べました。
この問題は、笠岡湾干拓地の農地代の延滞金を抱える4人の入植者に対し、市が2023年度末をもって免除すると伝えたものです。
その後、市に対し「公平性に欠ける」と外部から指摘があったことを受け、市は延滞金の支払いをすぐに免除せず、3年間、猶予することにしました。
委員会では、委員から「市はどういった基準で支払いを免除しようとしたか明らかにすべきだ」などの声が出ていました
委員会が取りまとめた報告書は、12月定例市議会の最終日に提出されます。
(百条委員会/原田てつよ 委員長)
「過去のことについても今後についても、公平性を保てるような形をつくっていければ」