新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、岡山県倉敷市の公立の小・中学校では児童・生徒を2つのグループに分ける「分散登校」が8日、始まりました。
倉敷市の葦高小学校では全校児童の半数が登校し、新学期の授業を受けました。登校しないクラスの教室を活用して、1つの教室に入る児童数を20人以下にしています。登校しないグループの児童は自宅で学習します。
また、休憩時間に手洗いをこまめにするよう呼び掛けています。
(児童はー) 「みんなで授業を一緒に受けられないのが寂しいし悲しい」 「うつしたりかかったりしないための工夫だと考えると仕方ないし、自分もできることはやりたい」
葦高小学校では9日の入学式の規模を縮小しますが、5月予定していた海の学習や運動会を中止にしました。分散登校は17日まで続きます。