緊急経済対策として、岡山県高梁市が20日、18歳未満の市民を対象に市内の飲食店で使える食事券の交付を始めました。交付初日の20日、高梁市役所で近藤隆則市長が「子ども食事券」を市民に手渡しました。
(高梁市/近藤隆則 市長) 「テイクアウト等で市内のお店は一生懸命されてますから、そちらを利用していただければ」
「子ども食事券」は5月31日から1カ月間、高梁市内の飲食店で使える3000円分の食事券です。備中松山城など市内8カ所の観光施設の無料入場券も付いていて、18歳未満の市民1人に1セットずつ配ります。
新型コロナウイルスの影響で客が減っている飲食店と子育て世代を支えようと、約1240万円の予算で3400枚を用意しました。
(受け取りに来た母親はー) 「子どもも外に出られないので、ストレスもあったりするので、おいしいものを食べて、みんなで元気をつけたい」
(近藤隆則 市長) 「店もなんとかやっていこうという努力をされてるんで、その助けになれば」
「子ども食事券」は、高梁市役所と4つの地域局で5月29日まで配られます。