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〈新型コロナ〉「3年間、何をしてきたんやろ」インターハイ中止で生徒は、競技会場は…香川

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 高校スポーツの祭典、インターハイの中止が26日に決定し、香川県の高校生、そして、カヌーの競技会場となっていた坂出市の実行委員の反応を取材しました。

(英明高校3年/長尾太道 選手) 「聞いたときはやっぱり、3年間、自分は何をしてきたんやろっていうのは思いました」

 英明高校3年の長尾太道(たいどう)選手は、陸上の走り幅跳びで、2019年の四国総体優勝。しかし全国大会では2センチ足りず、惜しくも決勝行きを逃しました。

(英明高校3年/長尾太道 選手) 「今年は決勝に行くためにずっと練習してきたので、ちょっと気落ちしてしまったときもあったんですけど、これからも陸上があるので、続けて練習していこうかな」

 長尾選手は、秋の全国大会に向けて今も自宅でトレーニングを続けています。

 また今年の高校総体は、競技ごとに21の府県に分かれて開催され、坂出市ではカヌー競技が行われる予定でした。

(記者) 「毎年この時期は、大会に向けて練習する生徒たちの声が響いているんですが、今は部活動の休止もあってその姿を見ることはできません」

 カヌー競技は、2019年の総体で、坂出工業が男子総合優勝を果たしていて、今年も地元勢の活躍が期待されていました。

(坂出市実行委員会 カヌー競技/栗英彰さん) 「絶句というのが本音です。3年生で最後の大会というのももちろんあるんだけど、それが地元でその大会で日本一になりたいという気持ちで頑張ってくれていたことをすごく近くで見ていたので、本当に残念な気持ちでいっぱい」

 香川県の高校体育連盟は現在、県単位での総体開催を検討しています。また、6月を予定していた県総体の日程についても、それぞれの学校の意見を聞き、再度検討するとしています。


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