東京五輪のテスト大会に向けて、香川県坂出市で合宿を行なっているハンガリーのカヌーチームが練習を公開しました。
ハンガリー・カヌーチームの選手7人とスタッフは、4日から坂出市の府中湖カヌー競技場で合宿を行なっています。 カヌーの強豪国として知られ、今年の世界選手権でメダルを獲得した選手たちも合宿に参加しています。
(赤木由布子リポート) 「選手たちはこの500メートルと1000メートルのコースを使って練習しています。きょうは水の感覚を確かめるようにゆったりとしたペースで漕いでいます」
香川県と坂出市は、ハンガリーカヌー連盟と東京オリンピックの事前合宿に関する覚書を締結しています。 今回の合宿は9月12日から、東京で行われるテスト大会に向けた調整のためのものです。また、日本の暑さや湿度など気候に慣れることも目的の1つです。
また6日は、今年7月に完成したトレーニングセンターで体を動かす選手もいました。
(今年の世界選手権で「銀」/バッラ ヴィラーグ選手) 「去年も来たが湖の状態は変わらずよかった。センターが新しくなっていてとてもよかった」
この合宿は9月9日まで行なわれます。