定額給付金の郵送による受け付けが始まった高松市で、申請書類の送り先を巡って詐欺ではないかという問い合わせが相次いでいることがわかりました。
高松市が発送した給付金申請書の返信用封筒、宛先はなぜか広島中央郵便局の私書箱となっています。
「宛先が広島とはおかしい」「給付金をかたった詐欺ではないのか?」という問い合わせが定額給付金コールセンターに寄せられています。
22日から書類を発送し始めましたが、問い合わせは毎日10件程度、これまでに数十件に上っています。
高松市は約20万世帯を対象とした申請書の発送から審査、支給などの事務処理を民間業者に委託しています。そのため、申請書の宛先が業者の事務処理センターがある広島市になっています。
高松市は市のホームページに5月12日からその旨を記載していますが、気づきにくいことから26日、表示をわかりやすく改良しました。 高松市では、申請について不明な点は専用のコールセンターに問い合わせてほしいと話しています。