香川で新型コロナウイルスの感染者が相次いで確認されました。香川県では15日までに、3日間連続で感染者が確認されています。浜田知事はこの状況は「準感染警戒期」にあたるとして県民に油断しないよう呼び掛けました。
(香川県/浜田恵造 知事) 「感染拡大の現象につきましては、首都圏だけの問題ではないとの認識を新たにしているところでありまして」
香川県では4月20日以降、2カ月以上新型コロナウイルスの感染者が確認されていませんでしたが、7月10日から15日までの6日間で相次いで4人の感染が明らかになりました。 このうち、14日に感染が分かった高松市の80代会社役員の男性は、7月12日に親族や知人と会食をしていて、県はこの5人を含む6人を濃厚接触者として今後PCR検査を行う方針です。
また、15日に新たに感染が確認された40代男性については15日夜、会見が行われます。
この状況を浜田知事は「感染警戒期」の一歩手前にあたる「準感染警戒期」と位置づけ、「油断せず改めて感染防止に取り組んで欲しい」と県民へ訴えました。
香川県は引き続き感染事例に関する情報を集めながら、医療や検査体制の整備を進めていくとしています。