新型コロナウイルスの影響の長期化が見込まれる中、妊婦や新生児の母親に独自の給付金を支給する自治体が香川県でも増えています。
(記者) 「国の特別定額給付金を受けられるのは、今年4月27日時点で住民基本台帳に記録されている人となっています。この日より後に生まれる、もしくは生まれた子どもに対して、独自で給付金を支給する自治体があります」
高松市は、今年4月28日時点での妊娠が証明できる人に対し、「出産応援特別給付金」10万円を支給します。
(高松市健康づくり推進課/原朋之 課長補佐) 「国の特別定額給付金で、ぎりぎり対象にならなかった胎児を救うことを目的の一つとして、出産育児を応援するという目的でございます」
ほかの自治体の動きや市民からの要望を受け、7月21日の臨時市議会で1億9600万円の補正予算が成立しました。 対象となる妊婦や母親のもとに8月中旬から申請書を発送し、9月中旬から給付を始める予定です。
(出生届を出した父親はー) 「初めて知ったので、今。(どういうことに使う?)やっぱり子どものために。 「ほかの地区とかはそういうのが対象になるっていうのは、生まれる日が一日過ぎたからもらえないとか聞いてたけど、(高松市は)ないだろうと思って調べてはなかったです。こっちでそろえるものそろえたりとか、服とかもろもろそろえられたらいいかなと思ってます」
香川県ではこのほか6つの市や町が給付金の支給を決めています。 対象や申請方法は自治体によって異なるためHPなどで確認してください。