障害者支援施設で新型コロナウイルスの感染者が確認された場合に備え、香川県と施設などが新しく協定を結びました。
香川県が知的障害者福祉協会などと結んだのが「香川県相互支援システム」、通称「K-SOS(ケーソス)」に関する協定です。 「K-SOS」は、県内の障害者支援施設で新型コロナの感染者が確認され、施設運営の支援が必要なときに他の施設から職員を派遣する「応援体制」のことです。
(香川県知的障害者福祉協会/森正行 理事長) 「常日頃から職員はなかなか、福祉の業界では、いっぱいいっぱいでやっている状況ですから、職員がひっ迫した状況となるとお互いに助け合うというのはあるのかなと」
「K-SOS」は、知的・身体障害者が生活を送る香川県の24施設全てが協力しています。実際に運用する場合は、施設の状況などを踏まえて県が必要性を判断し、派遣要請をするということです。