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いよいよ始まる国宝・山鳥毛の特別展示 360度、見ることができるなど展示方法を発表 岡山・瀬戸内市

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 新型コロナウイルスの影響で先送りになっていた国宝・山鳥毛の展示がいよいよ9月に始まります。岡山県瀬戸内市は展示の方法を24日、発表しました。

(瀬戸内市/武久顕也 市長) 「360度と言いましょうか、四方からこの刀をご覧いただくような展示の環境を用意しているので、今まで見ることができなかった刀の裏側とか、そういったところをご覧いただけるような機会が提供できるのではないかと」

 国宝・山鳥毛を巡っては、瀬戸内市が2018年11月から購入費と施設整備費など合わせて5億1309万円の寄付を募り、2020年1月、目標金額に到達しました。

 備前長船刀剣博物館で9月10日から行われる特別展示では、約980万円かけたガラス製の専用ケースで公開され、さまざまな方向から山鳥毛を眺めることができるということです。

 特別展示は9月10日から10月4日までで、事前予約制です。1時間あたり40人程度が入場でき、現時点での予約率は約7割だということです。

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