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国宝の備前刀・山鳥毛が“里帰り”で初の一般公開へ 岡山・瀬戸内市が購入方針

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 国宝の備前刀「山鳥毛」が、岡山県瀬戸内市の博物館で8日から初めて一般公開されます。

 上杉謙信・景勝が愛した国宝の備前刀「山鳥毛」。美しい刃文が特徴で、福岡一文字派の最高傑作とされています。

 瀬戸内市の備前長船刀剣博物館では、10月8日から14日まで開く特別展「太刀 無銘一文字」で、山鳥毛を初めて展示します。

 「山鳥毛」は現在、個人が所有していて、瀬戸内市が約5億円で買い取り、さらに約1億円で展示施設を改修する予定です。

 必要な資金は税金を充てず、ふるさと納税の寄付などで来年3月末までに集める計画です。しかし、必要経費を除くと約2億8000万円足りていません。

(瀬戸内市/武久顕也 市長) 「里帰りが一時的に終えることができて私もほっとしています。目標金額を達成しなかった場合には、購入を断念すると申し上げています。そうしたことにならないよう、私たちも全力で頑張ってまいりたいと思います」

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