国宝・山鳥毛が10日から岡山県瀬戸内市で一般公開されます。内覧会が9日、行われました。
(記者) 「今までは刀の右側しか見ることができませんでしたが、今回の展示では刀の左側も見ることができます」
(備前長船刀剣博物館/白髭修一 館長) 「表・裏・正面からきっ先の方、しっかりじっくり見ていただきたい」
上杉謙信の愛刀として知られる国宝・山鳥毛。華やかで美しい、山鳥の羽毛のように見える刃文が特徴です。
瀬戸内市が購入費と施設整備費など合わせて5億1309万円の寄付を募り、岡山県内の個人から購入しました。購入後初の一般公開に向けて、瀬戸内市が約980万円かけて専用ケースを設置しました。
10日からの特別陳列は1時間あたり40人程度の事前予約制で、新型コロナウイルス対策を徹底して行われます。