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JR四国の観光列車「千年ものがたり」乗客5万人達成を記念 沿線に住む“おもてなしメンバー”を乗車会に招待

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 新型コロナウイルスの影響を受けながらも節目に到達しました。JR四国の観光列車、「四国まんなか千年ものがたり」の乗客数が9月に5万人を達成し、沿線の人たちを招待した乗車会が開かれました。今後は、より広い範囲からの誘客を目指します。

 乗車会に招待されたのはJR四国の観光列車、「四国まんなか千年ものがたり」が走る多度津駅から徳島県の大歩危駅の沿線で、手を振るなどのおもてなしをしている団体のメンバーら60人です。

(記者リポート) 「普段はおもてなしをする側の方たちが、きょうはおもてなしを体験します」

(参加者はー) 「汽車が来た時に皆さんで手を振ってお出迎えして、少しでもにぎわって皆さんにいい印象を与えるようにしているんです」 「きょうは逆の立場なので中から見たらどういうふうに見えているのか楽しみですし、どういうふうにお手振りしたら中からよく見えるのかっていうのもあるので」

 途中の琴平駅では団体の代表者への感謝状の贈呈式が行われました。  2017年4月に運行が始まった四国まんなか千年ものがたりは、9月21日に乗客数が5万人を達成しました。

 しかし、これは当初の想定より4カ月ほど遅れての達成でした。

(JR四国/長戸正二 鉄道事業本部長) 「四国の観光列車の場合は、地元の方の心のこもったおもてなしをじかに触れるというポイントがあって、達成できましたので、まずは地元の皆さんに感謝を申し上げたいと思っております」

 四国まんなか千年ものがたりの運行が始まった2017年度から2019年度までの乗車率は、90パーセントを超えていました。しかし、新型コロナの影響で3月上旬から7月初めまでは運行を休止。  7月4日に運行を再開しましたが、外出自粛などの影響から9月までの乗車率は70パーセント前後に留まっています。


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