魚たちを真上から見下ろせます。香川県宇多津町の四国水族館で、水槽の裏側を見学できるツアーが始まりました。
(ツアーの様子) 「この水槽の奥行き、どれくらいあるかなと想像してあとで上から見ていただけますので、どんな感じか確認してもらえたらと思います」
香川県宇多津町の四国水族館で28日から始まったバックヤードツアーは、普段水族館のスタッフしか入ることのできない水槽の裏側を見学するものです。
ツアーでは、水のろ過装置やエサを保管する冷凍庫などの設備、また魚の世話など普段の仕事について、飼育員のガイドを聞きながらまわります。
(飼育員のガイド) 「釣具屋さんとかで売っているんですけど、オキアミっていうプランクトンの一種です。こういうのもお魚さん大好きです」
また、細い足場に上って見下ろす景色も見どころです。
(野口真菜リポート) 「普段は横から見る水槽を、裏側から、そして上から見ることができます。足下を20種類以上の魚が泳いでいて、まるで海の中をのぞいているようです」
(飼育員のガイド) 「わざとガラス面の部分に照明を集中して当てることで、水槽の奥行きを出しているんですね」
このツアーは9月行った水槽の裏側の特別公開が好評だったことを受けて、28日から体験プログラムとして行います。
(参加した人は―) 「初めて裏側見られたので、スタッフさんの日頃の働き方とかがよく勉強になりました」 「すごく暗くて別世界みたいだった。水槽をきれいにする話が一番印象に残りました」
(案内スタッフは―) 「普段お客さんが前から見ている風景とちょっと違った風景が見られるので、それを見てまた戻った時にもう1回見ていただいて、見方が変わったらいいかなと思います」
ツアーは1回20分間で週3回行われ、1人500円で参加できます。