高松市の小学生が水族館を見学しました。生き物について学んだ子どもたちはこれから自分たちで魚を育てます。
四国水族館を訪れたのは、香川大学教育学部付属高松小学校の1年生から6年生合わせて35人です。
付属高松小学校は子どもたちに環境問題について考えたり、生き物を身近に感じたりしてもらいたいと、水族館と連携した授業を企画しました。
水族館を巡りながら魚の生態について説明を受けた児童たちはこんなところにも――。
(宮川周三リポート)
「水槽を上から見ることができます。普段入る事ができない場所とあって、子どもたちも熱心に見ています」
宮川アナ「きょう水族館見てみてどうですか?」
4年生「どうしてこういう水槽にしたかがわかってよかった」
6年生「いろんな魚がいて楽しいです」
水族館を巡ったあとは――。
(四国水族館/下村実 飼育展示部長)
「飼育してもらうお魚を渡したいと思います。ラスボラ、大事に飼ってください」
学校で飼うために受け取ったのは淡水で育つ3種類の熱帯魚の赤ちゃん、約30匹です。子どもたちは事前にどんな魚を育てたいか相談していて、その希望を聞いた水族館の職員が育てやすさなどを踏まえて選びました。
魚を学校に連れて帰ってきた子どもたち。すぐに水槽に入れるのではなく、水温に慣らすために一度、袋に入れた状態で水槽へ。水族館で学んだことを早速生かします。
待つこと10分。魚を袋から水槽へ放ちました。
子どもたちは6月に自分たちで作った水槽で、熱帯魚を育てます。
(3年生)
「なんかかわいい。毎日餌とか掃除とかしたい」
(4年生)
「魚の色とかライトが当てられているところとかが、すごいきれいだなと思いました。(学校の)みんなに見てもらえたらなと思います」