日常に溢れるさまざまなものをかぶったネコたち…
その名も「かぶりねこ」です。
高松市の造形作家・Ben Yamaguchiさんは6年前から、粘土で動物をモチーフにした作品を作っています。
(野口真菜リポート)
「かぶりねこの作品およそ80点が並ぶ会場では、正面からはもちろん、ネコの横顔も後ろ姿も楽しむことができます。中でもいちおしなのが、このスイーツを被ったシリーズです。モンブランのネコは、タルトの部分から栗のつややかさまでリアルに表現された、秋らしいかぶりねこになっています」
(お客さんは―)
「個性的な感じなんですけど、どのネコちゃんも1個1個違った感じですごくかわいいです」
(造形作家/Ben Yamaguchiさん)
「じかに見てもらって、写真じゃ伝わりづらい素材感だったり大きさだったりを見ていただきたいと思っています」
他にも、玉に乗って遊ぶサルやウサギなど個性豊かな140点が並びます。
また会場には、Ben Yamaguchiさんの兄で造形作家の山口和馬さんが手縫いした革小物やアクセサリーなども並んでいます。
(造形作家/山口和馬さん)
「彼(弟)のを見て『もっと自由でいいかな』と思ったりとかして、今回作っているものとかはいい意味でゆがんでいたりとか、そういうのを大切に作っているので、一緒にしていたりすると影響を受けたりしますね」
この展示は高松市の「ギャラリーMIYAWAKI」で11月8日まで行われています。