香川県では2020年1年間で59人が交通事故で死亡しました。
これは人口当たりでは全国ワーストで、死者に占める高齢者の割合が初めて7割を超えました。
香川県警がまとめた2020年1年間の交通事故による死者は、前の年から12人増えて59人となり、人口10万人あたりの死者数としては8年ぶりに全国ワースト1位になりました。
特に、高齢者が前の年から20人増えて44人となり、死者に占める高齢者の割合は74.6パーセントと、1948年に統計を取り始めてから最も高くなりました。
香川県警は高齢者に対して「横断歩道を利用し、車の直前直後の横断を避けてほしい」また、運転する際には「自分の運転能力を理解した上で、事故を起こさない運転を心掛けてほしい」と呼び掛けています。