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岡山市「新庁舎の基本設計素案」を公表 2022年度中の建設着手を目指す

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 岡山市は老朽化で建て替えることになった市役所本庁舎の基本設計の素案を公表しました。

(岡山市/大森雅夫 市長)
「岡山市民にとってシンボリックなものになり、まちづくりにも大きなプラスになる」

 岡山市役所の本庁舎は1968年に建てられたもので、新庁舎は2022年度中の建設着手を目指しています。

 市が公表した基本設計素案によりますと、新庁舎は地上17階、地下2階建てで延べ床面積は5万6300平方メートル。岡山城天守閣をイメージしたデザインの建物です。

 災害対策関係の部局などを同じ階に集約し防災拠点としての機能を強化した他、窓口でスマートフォンやタブレットを使った手続きに対応し省力化、迅速化を図ります。

 デジタル化を見据え書庫や倉庫面積を見直したため、事業費は計画の時より13億少ない289億円になりました。
 また、合併推進債を活用し市税などの一般財源の支出を従来案より86億円減らしました。

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