15日、高松市は3月上旬から中旬並みの気温となりました。
そんなお散歩日和の中、高松市では新春を彩るロウバイの花が咲き始めています。
高松市香南町の香川県園芸総合センターでは、早咲きと遅咲き2つの品種のロウバイ約100本が植えられています。開花が始まっているのは早咲きで濃い黄色のマンゲツロウバイです。
(野口真菜リポート)
「ロウバイの花はその名の通り『ろう細工』のような姿が特徴です。つやつやしていて可愛らしいですし、近づくと風に乗ってふんわりと甘い香りがしてきます」
先週は強い寒波の影響で、園芸総合センター付近の気温は最低マイナス5度まで下がり、ロウバイの足元も雪でうっすらと白くなったそうです。それでも寒さに負けず、例年通り鮮やかな黄色い花を咲かせました。
(香川県園芸総合センター/古市智 所長)
「このロウバイが咲いたあと、ウメ、サクラと咲いていきますので、新春の訪れを感じていただけたらと思います」
(訪れた人は―)
「3日置きぐらいに来よる。(Q.撮りがいもありますか?)それはある。おはよう言うたら、もっときれいに映せよと(花に)言われるんかと思って」
暖かくなる16日から17日にかけてはさらに開花が進む予想で、遅咲きの品種も含めて2月上旬まで楽しめます。
また園内では、ウメの開花も始まっています。秋口に暖かい日が続いたことで、前の年よりも約1カ月早い2020年12月8日に咲き始め、1月下旬から2月上旬に見頃を迎えます。
一足早い春の訪れを感じてみてはいかがでしょうか。