香川では恒例の縁起担ぎです。
2月2日の節分に向け、香川の食材を使った「恵方巻」の予約の受け付けが始まりました。
2021年は、これまで以上に「讃岐らしさ」にこだわりました。
地元の食の魅力をPRしようと、香川県調理師会などが毎年、県産の食材を使った恵方巻を開発しています。
今年は新型コロナ禍だからこそ地元の魅力を再発見してほしいと、郷土料理に使われる食材をテーマにした恵方巻が登場しました。
いりこや白みそ、平天のほか、鳥インフルエンザで打撃を受けている養鶏業者を支援しようと、卵の使用量を増やして作った濃厚な厚焼き卵など、7種類の食材を1度に味わえます。
(野口真菜リポート)
「今年の恵方は南南東です。いただきます。卵の甘みといりこと白みその風味が口の中にふわっと広がります。金時ニンジンのシャキシャキ感もあって、食べ応えも抜群です。これで福がやってきそうです」
また、県内の15の和菓子、洋菓子店が開発した「さぬき恵方ロール」もあります。
合わせて6000本の販売を目指していて、1月8日から2月1日まで香川県内の飲食店や量販店などで予約を受け付けます。