JR西日本の春のダイヤ改正で、山陽本線の瀬戸駅から和気駅まで、赤穂線の西大寺駅から長船駅までの区間で、実質それぞれ1本減便となります。このダイヤ改正を考え直してもらおうと26日、関係自治体の首長らがJRに要望書を提出しました。
協議は完全非公開で行われました。要望書をJRに提出したのは岡山市の古橋季良副市長のほか備前市、瀬戸内市、赤磐市、和気町の各首長です。
ダイヤ改正によって山陽本線で和気駅など3駅、赤穂線で長船駅など3駅が減便され、通勤時間帯を除いて1時間当たり1本の運行になります。
JR西日本によりますと、減便となった対象区間は乗車率が平均で2割以下に下がっています。各自治体は住民の生活が不便になるとして、今回のダイヤ改正を見直すよう要望しています。
各自治体は今後、国土交通省にも見直しを要望する見通しです。