岡山市で大学生が企画した恐竜展が開かれています。
テーマは「恐竜から鳥への進化の道をたどる」です。
獲物を切り裂く大きな爪。こちらは南米アルゼンチンで発掘された恐竜パタゴニクスの全身骨格です。
鳥に進化したとされるグループに属しています。
岡山市の環境学習センターアスエコでは恐竜から鳥への進化を学ぶイベントが開かれています。岡山理科大学で恐竜を研究する学生が企画したものです。
(記者リポート)
「こちらの恐竜、鳥に似ていますが、こちらのニワトリを見るとお腹の下に三角形の突起物がついています」
この突起物は鳥の骨格に特有の構造で、はばたくのに必要なしっかりした筋肉が付着します。
こちらは翼の痕跡が残った始祖鳥の標本です。
当初、体温を保つためだった羽毛の一部は、滑空や羽ばたきを行う翼へと進化します。
現在、「鳥は、飛べるようになった恐竜そのもの」とも言われています。
大学生が企画した恐竜から鳥への進化を学ぶイベントは3月31日まで開かれています。