香川県が職員採用試験に向けたセミナーを3月2日、初めてオンラインで開きました。
対面からオンラインに変えたことで、思わぬ変化がありました。
(荻津尚輝リポート)
「例年であれば職員を囲むようにして椅子を配置しているんですが、今年は目の前にパソコンがあるのみです。また、担当する職員3人がそれぞれ間隔をあけて行っています」
香川県は、1人でも多くの人に県職員や警察・教員などの採用試験に参加してもらおうと毎年セミナーを開いています。
2020年は新型コロナの影響で中止になりましたが、2021年はウェブ会議システムを使ってオンラインで開催しました。
香川県によりますと採用セミナーには例年230人ほどが参加していますが、2021年は過去最多の295人が申し込んだということです。
セミナーでは全体への説明会と職員との交流会が開かれ、交流会では参加者を3つのグループに分け担当職員がそれぞれの質問に答えていました。
(香川県 人事委員会事務局/小笠原千里さん)
「今後はオンラインのメリットも生かしながら、いかに参加者にとって有益なセミナーになるかっていうのを検討していきたいなと考えています」