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香川県警が採用試験の受験者数増へPR 「受験資格年齢 30歳→33歳以下」「シャトルラン・上体起こし廃止」で間口広げる

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 香川県警の大卒向け採用試験の申し込みが始まりました。受験者数が減少傾向にある中、警察に関心がなかった人にも受験を呼び掛けます。

(高校生は―)
「責任感がすごそうみたいな」
(大学生は―)
「大変そうとはちょっと感じますね」

(受験を呼び掛ける警察官)
「警察官の採用試験って体力すごいいりそうって思うかもしれないんですけど、シャトルランがなくなったりとか、結構簡単な感じになってて」

 3月1日から香川県警の採用試験の申し込みが始まったことをPRしようと、採用担当の警察官らがチラシを配りました。チラシは採用パンフレットの表紙を印刷したものです。

 過去の採用パンフレットには、現場で活躍する実際の警察官の写真が使われていましたが、今回は写真ではなく、イラストだけにしました。

(香川県警察本部 警務課/吉見晃裕 採用専門官)
「今まで警察官という職業を選択肢として考えたことがない方に向けて、何だろうかなと興味を持って手に取ってもらえるようなデザインにしています」

 採用試験は受験者数が減少傾向にあり、大卒向けに関しては、2021年度の倍率が3.8倍で、初めて4倍を割りました。以前は5.5倍ほどで推移していて、県警は4倍~5倍の倍率を維持したい考えです。

 そのため、間口を広げようと、受験資格年齢を30歳以下から33歳以下に引き上げました。また、体力検査の試験科目から、シャトルランと上体起こしを廃止し、立ち幅跳びを追加しました。

(香川県警察本部 警務課/吉見晃裕 採用専門官)
「みなさんそれぞれ得意分野があると思いますので、警察では得意分野を生かす機会が必ずありますので、ぜひチャレンジしてもらいたい」

 香川県警の採用試験の申し込みは4月6日までです。

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