50年以上かけて集めました。
岡山県笠岡市の男性が約2000点以上の化石を市の博物館に寄贈しました。
約1億年前のカブトガニや4億5000万年前の三葉虫の化石など、その数なんと2230点。
笠岡市の惣路紀通さん(64)が市のカブトガニ博物館に寄贈したものです。
惣路さんは小学生のころから化石を集めていて、大学卒業後はカブトガニ博物館に勤務し、館長も務めました。
そして3月、カブトガニ博物館を退職したため、これまで収集した化石を寄贈することにしました。中には、全長約18メートルの恐竜、カマラサウルスのあばら骨の化石や太古の海に生きた節足動物、三葉虫の化石など約200点も含まれています。
(約2200点の化石を寄贈/惣路紀通さん)
Q.(化石と)お別れは寂しくない?
「それは寂しい。でも博物館が1つの展示物として子どもたちに見せて、カブトガニの希少性や地球の創成期のこといろんなことを考えて、1つの夢として見てもらえれば」