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〈新型コロナ〉岡山県でも高齢者のワクチン接種がスタート 気になる副反応や変異型ウイルスへの効果は?

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 新型コロナワクチンの接種についてスケジュールなどをまとめてお伝えします。
 岡山県の新型コロナウイルスワクチンの配送・接種のスケジュールです。

 4月8日、高齢者を対象にしたワクチンが岡山市と倉敷市に届きました。そして、この2つの市では12日に接種が始まりました。

 岡山県で対象となる高齢者約56万人に対して、4月に届くワクチンは約2万4000人分の予定で全く足りていません。そのため12日から、まずクラスターの発生リスクが高いとされる高齢者施設の入所者への接種を先行して進めます。

いよいよ高齢者接種スタート 副反応や変異型ウイルスへの効果は?

 5月17日から高齢者施設での接種と並行して一般の高齢者への接種が県内一斉にスタートします。

 そして国の発表では2021年6月末までに全ての高齢者分のワクチンを全市町村に届けるとしています。

 さて、高齢者接種がいよいよ始まりましたが、副反応は?変異型ウイルスへの効果は?など気になることを専門家に聞きました。

 政府の予防接種・ワクチン分科会の会長代理を務める川崎医科大学の中野貴司教授です。

(川崎医科大学 小児科学/中野貴司 教授)
「コロナのワクチンは一定の頻度で打ったところも痛くなりますし、接種した後に熱が出る。接種局所の痛みに関しても、発熱に関しても、おおむね1日前後で治まる場合が多いですから。後遺症につながったり生命に関わるような重篤な健康被害っていうのは、接種した人に多いというデータは今のところはない。十分、安心して打てるワクチンという位置づけで今のところはよいと思います」

(岡山県の会見/4月11日)
「累計で106人が変異型の疑いがある」

 岡山県でも感染が拡大している変異型ウイルスにもワクチンの効果はあるのでしょうか?

(川崎医科大学 小児科学/中野貴司 教授)
「全く効かなくなるってわけではないですけども、一部の変異についてはワクチンの効果が落ちる可能性もあるんじゃないかと言われています。今後、本当に変異株にワクチンの効果はどうなのかってことは、これからデータが集まってくると思います」

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