高松市の畑で初夏の味覚「アンズ」の収穫が始まりました。
目指すのはアンズで地域を盛り上げることです。
高松市国分寺町にある竹本慧さんの畑では31日から「アンズ」を収穫しています。
(中濱綾那リポート)
「たわわに実ったアンズ、いただきます!甘酸っぱい」
(讃岐国分寺あんず事業振興会/千田隆久 会長)
「見ての通りね。おいしそうですよ、実は。アンズの実は独特の味がありますからね」
この地区では、住民たちが休耕田を活用してアンズで地域を盛り上げようと2008年に「讃岐国分寺あんず事業振興会」を立ち上げて栽培と販売に取り組んでいます。
(アンズ農家/竹本慧さん)
「アンズに興味を持たれる方が一人でも二人でも増えて、新しくその人が仲間として増えていく……うまく展開してくれたらありがたい」
竹本さんの畑では、生食用の「ハーコット」や加工用の「平和」など4品種、120本を栽培しています。
アンズの収穫は6月中旬に最盛期を迎え、市内の産直などに出荷されます。
また2021年は、初めて直売所を開設する予定だということです。