日本一紅いミカンとして知られる香川県産の「小原紅早生」の収穫が始まりました。
赤い皮と濃厚な甘さが特徴の「小原紅早生」は坂出市の畑で生まれ、30年前に品種登録された香川県のオリジナル品種です。
坂出市のミカン農家・藤井宏二郎さん(48)は、6年前に父親の柑橘栽培を手伝い始めました。
約70アールの畑で小原紅早生を栽培していて、11月に入って収穫が始まりました。
2023年は梅雨明け以降の降水量が比較的少なかったため、実はやや小さめですが、甘さはしっかりあるということです。
(ミカン農家/藤井宏二郎さん)
「糖度であったり、味、酸味とのバランスもいいと思いますので、ぜひ一度食べていただけたら」
地元・坂出市では「金時みかん」とも呼ばれていて、平均糖度11.5度以上のものは「さぬき讃フルーツ」として販売されます。
2023年は例年よりやや多い収穫を見込んでいて、地元を始め、関東や関西にも出荷されます。