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「竹のまち」香川・さぬき市で竹細工作品の展示会 引き継がれる繊細な技法

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 「竹のまち」として地域おこしをしてきた香川県さぬき市で、竹細工の愛好家団体が展示会を開いています。

 鉄棒競技をするカエルや、楽器を演奏する虫たち。

 会場には、竹細工の愛好家らで作るさぬき市の「バンジョイ塾」の会員約50人が手掛けた250点以上の作品が並びます。

 徳島県の阿波踊りの作品は、竹を彫って作った5センチほどの小さな踊り子を100体以上並べ、徳島城のもとでにぎやかに踊る様子を表現しました。

 昔から竹が豊富に採れたさぬき市の旧長尾町では、1985年に「竹のまち」として地域おこしをしようと地域住民が竹細工を始めました。今も「バンジョイ塾」で繊細な技法が引き継がれています。

(さぬき市/大山茂樹 市長)
「細かい作業をよく集中してできるなと感心して見ていました。自分で作る喜びを、こういったものを通じて味わってほしいなと思います」

(バンジョイ塾/戸田修治 代表)
「竹の使い方とか切り方とかいろいろありますから、少しでも竹を理解してもらえたらありがたいなと思っています」

 「第18回竹細工作品展示会」は、さぬき市の21世紀館さんがわで8月1日まで開かれています。

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