東京オリンピック、野球日本代表は4日、準決勝で韓国と対戦。岡山県備前市出身の山本由伸投手が先発しました。
備前市では山本由伸投手と交流がある川島さん一家が声援を送りました。
川島應亮君(18)は、家が近所だった山本投手に誘われて同じ軟式のチームで野球を始めました。
川島君が中学2年生でピッチャーに転向した際、山本投手は自分が高校生の時に使っていたグラブをプレゼントしました。
川島君は今年、高校最後の夏、山本投手にもらったグラブでマウンドに上がりました。
(川島應亮君)
「大事な大会の時だけ使っています。韓国をぎゃふんと言わせるようなピッチングをしてくれると思うので、期待しています」
準決勝の相手は韓国。山本投手が先発のマウンドに上がります。
1回。得点圏にランナーを背負うも、2者連続三振でピンチを切り抜けます。
1点リードの5回。ツーアウト2塁と同点のピンチ。ここも三振に切って取ります。
山本投手は6回にマウンドを降りますが9奪三振の好投を見せました。
そして、同点の8回。山田選手の走者一掃のタイムリーで勝ち越した日本。韓国に勝利し、銀メダル以上が確定しました。
(川島應亮君)
「期待通りの、期待以上のピッチングをしてくれたのでよかったです。金メダルを持って帰ってきて首に掛けてください。待っています(笑)」