連日熱戦が続く、WBC。12日のオーストラリア戦に岡山県備前市出身の山本由伸投手が先発しました。地元からも熱いエールが送られました!
グループ1位通過を懸けた決戦の先発マウンドを託された備前市出身の山本由伸。地元からもエールが送られました。
家族や近所の人と共に観戦した桜井敏樹さんは、山本投手が小学生時代に在籍した少年野球チーム「伊部パワフルズ」で当時、副会長を務めていました。
(桜井敏樹さん)
「この子(山本投手)らの時に初めて岡山県で優勝して全国大会に行った。この子らの時には、野球の好きな小僧が多かった。小学校から帰ってきたら野球の道具持って何人かで遊んでた」
「やっぱりセンスがいい子じゃなあと思ってた。打った後、走ったりして、セカンドにスライディングしてもかっこよかった。前に投げた大谷君やダルビッシュさん、(佐々木)朗希君に負けないくらいなピッチングをして欲しい」
日本は、その山本がマウンドに登る前、1回表の攻撃。大谷のWBC第1号となる特大の3ランホームランで山本に強力な援護点が入ります。
そのウラ、マウンドに上がった山本は立ち上がりからエンジン全開! 初回を無失点で切り抜けると、その後も危なげないピッチングを見せます。
山本は4イニングを投げて被安打1、8奪三振の快投。日本は7対1で勝利し、グループ1位通過を果たしました!
(桜井敏樹さん)
「良かったです。安心して見られました。(次回も)いいピッチングをして名前を世界に。日本の山本由伸ではなく、世界の山本由伸になってほしい」