岡山県　2020年の合計特殊出生率は「1.47」　中国地方5県で最低

　1人の女性が一生に産む子どもの数の平均値を示す「合計特殊出生率」について、岡山県の2020年1年間の数値が、中国地方5県の中で最も低かったことが分かりました。

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　岡山県では2020年1年間に1万3521人が生まれ、合計特殊出生率は1.47でした。これは、全国平均を0.13ポイント上回っているものの、中国5県の中では最も低い値です。

　県が開いた「子ども・子育て会議」では、「20～30歳代前半の結婚している女性の割合が低い」ことなどが要因に挙げられました。

　これを受けて県では、運営している結婚支援システム「おかやま縁むすびネット」の利用を促したり、マッチングシステムを活用して保育士の確保に努めたりするなど、結婚・出産・子育て環境を整えたいとしています。