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岡山・総社市が「ケアラー支援条例案」を提出 県内初、全国で2番目

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 病気や障害などがある家族や友人を援助している「ケアラー」を支援する岡山県初の条例案が、総社市議会に提出されました。

(総社市/片岡聡一 市長)
「ヤングケアラー支援に全力で取り組んでいくべく、ケアラー支援条例を上程させていただいた」

 23日に開会した8月定例市議会で、総社市は「ケアラー」の支援に関する条例案や補正予算案など30の議案を提出しました。

 ケアラーとは、精神障害や病気がある家族や友人などを無償で支援している人を指します。特に18歳未満の子どもは「ヤングケアラー」と呼ばれ、学業に支障が出ているケースもあるということです。

 提出された条例案では、「ケアラー」の生活を支援し、「ヤングケアラー」に適切な教育機会を確保するとしています。

 市によりますと「ケアラー」に関する条例制定は県内初で、全国でも2番目だということです。
 条例案は9月9日に総社市議会で採決の予定です。

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