岡山市は、さまざまな事情で義務教育を十分に受けられず学び直しを必要とする人たちのために、2025年度までに岡山県で初めての公立の夜間中学を設置する方針を明らかにしました。
8月定例岡山市議会の個人質問で明らかになったものです。
政府が全ての都道府県と政令指定都市への設置を促していることを受け、市は年内にも検討組織を立ち上げる方針です。
ニーズ調査を行った上で学校の規模などを検討し、準備の進み具合によっては2025年度までとしている設置の時期を前倒ししたいとしています。
市は、2020年7月から市内2カ所で月に2回の「夜間教室」を開いています。現在20代から70代の9人が登録していますが、緊急事態宣言を受け12日まで休止となっています。