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「また延長になるとは…」香川県のまん延防止延長で酒店から悲鳴〈新型コロナ〉

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 「まん延防止」が9月30日まで延長される香川県。高松市の飲食店には引き続き、夜8時までの時短営業ともに、お酒の提供の自粛が求められます。飲食店にお酒を卸している店はこの状況に悲鳴をあげています。

(秋元酒店/秋元一成 社長)
「大ショックですね。他のことはほとんど規制していないでしょ。夜だけ、なんかスケープゴートにされている感じですね」

 高松市の「秋元酒店」は高松市の飲食店を中心にビールや焼酎などを卸しています。

 8月20日に高松市がまん延防止等重点措置の対象になり、お酒の提供自粛が求められて以降は、飲食店からノンアルコール飲料に関する問い合わせが増えました。

(秋元酒店/秋元一成 社長)
「一応それ(ノンアルコール飲料)は出ていますけど、ただ全体にほとんどの店が閉めたんで、数的にはそんな多い数(売り上げ)じゃないですね」

 8月に「まん延防止」の対象となってからは、新型コロナ禍前と比べて売り上げが8割ほど減りました。お酒の提供自粛の要請が9月30日まで延長されることには憤りを感じています。

(秋元酒店/秋元一成 社長)
「12日で『まん延防止』は終わって、また前の時短に戻るんじゃないかなと思っていたんですけど、また『まん延防止』が延長になるとは思っていませんでしたね。これでまたアルコール禁止というのはちょっとひどいですね」

 香川県は飲食店にお酒などを販売する事業者に対して、売り上げの減少割合に応じて最大60万円の支援金を支給することを発表しました。しかし……。

(秋元酒店/秋元一成 社長)
「うちの規模でいうとあまりにも金額は小さすぎますね。お金のことよりやっぱり『まん延防止』はもうやめてほしいですね。一刻も早く普通の生活、普通の仕事がさせてほしいですね。もうそれだけですね」

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