JR四国は10月から大型の観光キャンペーンを展開します。鉄道収入の低迷が続く中、西牧社長は政府の行動制限緩和策などに期待感を示しました。
JR四国の8月の定期を除く鉄道収入は約9億6500万円でした。2020年の同じ月より2.6%増えたものの、2019年と比べると68.8%減りました。
9月は20日までの速報値で2020年より23%少なく、厳しい状況が続いています。
JR四国は10月から3カ月間、大型の観光キャンペーン「四国デスティネーションキャンペーン」を展開する予定です。
(JR四国/西牧世博 社長)
「(四国DCが)コロナ禍でのスタートで大変残念です。今後、段階的にでも自粛解除になれば最悪期を脱することができるではないかと期待している」
西牧社長は「政府が検討している行動制限緩和策などでキャンペーン期間中に状況が好転するのではないか」と期待感を示しました。