岡山県の知事や市長らが7日、国道2号の渋滞緩和について、2022年度の事業として行うよう国に要望書を提出しました。
オンラインの会議には岡山県の伊原木隆太知事らが参加し、国土交通省に要望書を提出しました。
要望書では、国道2号の渋滞を緩和するため、岡山市南区古新田から倉敷市新田の間にバイパスへの乗り降りが可能な場所を設ける「部分立体化」を、2022年度の国の事業として行うことを求めています。
国は2020年度にこの区間を「部分立体化」する方針を決めていますが、工事の実施時期はまだ決まっていません。
中国地方で交通量の多い道路、上位10カ所のうち6カ所が岡山市の国道2号で、慢性的な渋滞が課題となっています。
(岡山県/伊原木隆太 知事)
「朝夕は大変な渋滞で時間が読めない。これはある種、岡山県民の常識になってしまっている。いかにスムーズに事業着手につなげていくかが大事」