建設会社などでつくる団体が20日、香川県の高等専門学校で特別授業を開きました。学生たちは建設現場での作業も体験しました。
香川高専高松キャンパスで特別授業を開いたのは、橋の建設や修理などを手掛ける会社でつくる日本橋梁建設協会です。
インターンシップ先や進路を選ぶ参考にしてもらうことが目的で、20日は建設環境工学科の3年生、約40人が現場での作業などについて説明を受けました。
(日本橋梁建設協会 広報委員会/白石薫 幹事長)
「実際にすぐに現場に入っていく人たちだと思うので、知ってもらうという意味もあるし、即戦力になるということがあるので、非常によいことなんじゃないかと思ってやりました」
説明を受けた後、学生たちは鉄板のサビを取り除いたり、鋼にブラックライトを当てながら亀裂を探したりする作業を体験しました。
日本橋梁建設協会などは2018年から全国各地の高等専門学校で同じような特別授業を開いていて、今回は四国で初めての開催でした。
(香川高専 建設環境工学科3年/長尾真輝さん)
「現場の人の意見とか、どういうことをしているのかっていうのが全然分からなかったので、そういうのが知れてすごい良かったです」
(香川高専 建設環境工学科3年/齋藤謙汰さん)
「就職活動での自分のアピールするポイントにひとつ増えたと思っているので、とても良かったと思います」